コートや腕を識別する方法
脱初級者フットサルブログ:フットサルラボ 知識編
その対象が「人」であれ「物」であれ、「運動物=素早く移動する物体」を認識できなければほとんどのスポーツはプレーすることができません。
フットサルもその例外ではなく、むしろプレーヤー各々が持つ"目の力"によって
プレーレベルが大きく左右されるスポーツだと言っても過言ではないでしょう。
今回はアスリートと関係の深い"目の知識"を紹介します。
◆視力
◇静止視力
:止まっている遠くの物体を識別する力。
学校などで「C(ランドルト環)」を用いて行う検査で測定するもの。
◇動体視力
:動いている物を目で捉える力。以下の二つに分類される。
<DVA動体視力(DVA:Dynamic Visual Acuity)>
・「横方向の動き」を識別する能力
・サッカーなど広いコートの中で相手の選手やボールを目で追うスポーツで求められる
<KVA動体視力(KVA:Kinetic Visual Acuity)>
・「前後方向の動き」を識別する能力
・野球でピッチャーが投げるボールを打つ時などに求められる
・元巨人の大打者 川上哲治氏は「ボールが止まって見える」という言葉を残した
:個人差がある
:訓練で鍛えられる Ex. 車のナンバーの識別、電車から外の看板を読み取る etc...
◇深視力
:目で捉えた情報を立体的に認識するための「遠近感」を感じ取る力。
対象との正確な距離を見極める能力。
ゴルフ、野球、サッカーなどボールの落下点を予測するスポーツには欠かせない力。
◆瞬間視
:目で瞬間的に捉えた状況を次の「行動」へ素早く連動させる力。
バスケットボールやフットサルには欠かせない能力。
vol.50の首振りによる瞬間的な状況把握能力がこれに該当する。
◆視野
:目で物を捉えられる範囲。以下の二つに分類される。
<中心視野>
・視線を中心にした約20度の範囲。
物体を細部にわたって判別したり色を認識 したりできる。
<周辺視野>
・中心視野から外れた上下130度、左右180度の範囲。
物体を捉えてはいるもののはっきりと識別できない。
しかし移動または変化する物体に対して中心視野より優れた力を発揮する。
遮断すると平衡感覚が鈍るなどの実験結果がある。
:視野は年齢と共に狭まる
●補足「動体視力チェック!?」
以下のサイトの「GAME」→「動体視力チェック!」を選ぶとちょっとしたテストができます。
ただしこれは動体視力ではなく、どちらかと言えば瞬間視で
もっと厳密に言えば瞬間記憶力のテストだったりする気がしますが...
◎詳しくは >> フットサル情報サイト 『 フットサルフリークス 』 [ 過去記事ランキング ]
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