2012年2月1日水曜日

\(^o^)/オワてるけど始める日記

私の友人に、こんな人がいる。
出会った頃(10年位前)は
「ラブ&ピース、音楽最高!こんなシャンティー(笑)なカルチャーを知らないで
 人と壁を作ってケンカばかりして自然を破壊する一般人達は、ホント何もわかってない」

みたいな事を言っていた。
そして数年すると、
「私の母親はホント何もわかっていなかった!
 だから私、実家に帰るたびに母親に昔のつらかった気持ちをぶつけたの!
 深層心理にいる子供の頃の自分がウンヌンカンヌンでナンタラだから、気持ちをさらけ出すことで開放に…」

最近ではなにやらスピリチュアルな方面にどっぷりハマったようで、
「私、ヒーリング始めたの!癒しのパワーを送ってあげるから、目をつぶってみて!」
「私、めがぬちゃんの前世を読んであげるよ! いい?目をつぶって…兵隊が見える…」
「アセンションはナンタラで、闇の勢力がウンタラだから、光のパワーが…」

レイブカルチャーやヒッピーカルチャーにどっぷりだった過去があるので
スピリチュアルな物事にはそんなに拒否感はないんだけど(でもあんま興味もない)、
なぜかその人が発する言葉には(・∀・)ニヤニヤ せずにはいられなかった。

なぜなんだぜ?と考えてみるに、

・彼女にはいつも「否定する何か」がある。それがあって初めて「自分の好むカルチャー(または自分の姿)」がある。
・そのカルチャーを知っている自分は「気がついた側」「知ってる側」であり、人より優れているという考えが常にある。
・子供がいるのに、それをほったらかしてまで「ヒーラーになりたい!」とか言ってるあたり。自分の子供放置してまで何を癒す?
・自分の感情や主観(悲しかったとか、気に入らなかったとか)が、相手を責めても良い全ての理由になると思ってるあたり(たとえ種をまいたのが自分であっても)。

こんな理由があったから。
伴侶も子供もいるのに、それをほったらかしてまで(部屋も大荒れだった)
「闇の勢力が」とか言ってりゃー精神病んだか中ニ病こじらせたかしたんだろうな、
と思われるのが関の山だと思うんだけど。

で、そんなツッコミを相手にしたとしても、
「私は血反吐を吐く思いで"人を信じて"きたの!これが私。
だから、あなたを嫌い、になることなんて…できない!
という自己肯定と自己陶酔したお返事が返ってくるだけでした。

たぶん自分は特別→そんな特別な自分が認めた人も特別な存在→だから私の周りはみんな特別!
→そんな大切な人を嫌いになんか…なれないよッ

こんな理論?

嫌いな部分は嫌いな部分で普通に話せばいいじゃんよ。
ピーマン嫌いとか、赤は好きだけど黄色は嫌いとか、そんなレベルと同じじゃね?
単なるYes/Noの線引きなだけで。

自分(の周りも含む)は特別。
特別なオンリーワン!
だからお手々つないでよーいドン!
みんな特別、みんな一等賞!☆ミ

とか思っちゃうから、全員主役の桃太郎とか白雪姫って言い出すモンペ出て来るんだろうなー。

体制に縛られすぎてた反動で、今の日本は自由とか尊重とかの意味がおかしなことになってる気がする。
今後はバランス取れてる時代がくるんだろうけど、今はまだ調整中(日本自体が中ニ病)なんだろうなあ。

でも、せめて
人は好きになるのも、嫌いになるのも、理由がある
ことくらいはきちんと解ってて、子供たちにも教えていけるような大人になりたいとおもう。

中ニ病についてドンピシャな説明と思うものを見つけたので貼っときますw

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